ピクノジェノールの歴史は意外と古い!

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ピクノジェノールの歴史を知っていますか?意外と歴史は古く、栄養補助食品となる前からカナダの原住民が飲んでいました。栄養補助食品となった現代までのピクノジェノールの歴史とは?

400年の時を経て

ピクノジェノールはフランス海岸松の樹皮から抽出された成分で、高い抗酸化作用と抗炎症作用などから、美容や健康維持に効果が期待できると言われていますが、栄養補助食品として利用される前に、カナダの原住民が松の樹皮と針葉を煎じて飲んでいたと言われています。フランス人の探検家であるジャックカルティエの日記によると、乗組員達がビタミンC不足による壊血病で全滅の危機に陥っていたところを、カナダの原住民に救われたという記述が残っています。それから400年の時を経て、彼の日記を見たケベック大学の研究員達が、フランス海岸松の樹皮に高い抗酸化力があるフラボノイドを発見したと言われています。1970年代初めからサプリメントのパイオニアと言われるホーファーリサーチ社がこのフラボノイドをピクノジェノールと名付けました。 ピクノジェノールの意味は、「pycno = 濃縮する」、「gen = 生成する」、そしてフラボノールの「ol」を組み合わせてpycnogenolとなったと言われています。

ピクノジェノールの抽出方法

ピクノジェノールはホーファーリサーチ社の商標登録ですが、同じフランス海岸松の樹皮から抽出されたポリフェノールにフラバンジェノールというものがあります。ピクノジェノールもフラバンジェノールもどちらも有効成分はOPC(オリゴメリックプロアンソシニアニジン)と言われていますが、フラバンジェノールは日本の東洋新薬の商標登録です。有効成分は同じですが、抽出方法が違うと言われています。ピクノジェノールは、肥料や農薬を使用せずに成長した樹齢25年以上のフランス海岸松の樹皮を、伐採後24時間以内にホーファーリサーチ社の工場へ運ばれ抽出されています。

まとめ

ピクノジェノールはサプリメントのパイオニアとも言われる、スイスのホーファーリサーチ社の商標登録ですが、栄養補助食品として利用される前にカナダの原住民たちが松の樹皮と針葉を煎じて飲んでいたと言われており、意外と歴史は古いのです。

2015年2月20日 カテゴリー: ピクノジェノールについて

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