血小板凝集を抑えるピクノジェノール

血栓

ピクノジェノールは、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓を予防する作用が認められ、アメリカでは特許を取得しています。

血小板の働き

血液中に含まれる血小板は血管が傷ついた時、傷にくっついて出血を止める大切な働きをしていますが、一方で血小板が凝集し、血栓(血の固まり)をつくり、血流を妨げてしまうことがあります。

血小板凝集が起こると

血小板が凝集して作られた血栓が、脳に流れて血管を塞いでしまえば脳梗塞、冠動脈を塞いでしまえば心筋梗塞を引き起こすことになります。脳卒中や心筋梗塞を予防するためには、血小板が凝集しすぎないよう注意する必要があります。

血小板凝集を抑える

血小板凝集を抑える効果がある薬と言えば「アスピリン」です。アスピリンは血小板凝集を防ぐ効果が確認され、現在では世界各国で心筋梗塞の治療・予防薬として使われるようになっています。そのアスピリンと同等がそれ以上に血小板凝集を抑える効果があるといわれる天然成分が「ピクノジェノール」です。ドイツの研究では、血小板が凝集しやすい喫煙者を調べたところ、血液の凝固を抑えるために必要としたアスピリンは500mgだったのに対し、ピクノジェノールはわずか100mgで血液の凝固を防げることが明らかになりました。またアスピリンには副作用が出やすい傾向があるのに対し、ピクノジェノールには副作用らしい症状が全く見られなかったということです。

まとめ

心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓は血小板凝集により作られます。ピクノジェノールは天然成分でありながら、薬と同等以上の血小板凝集を抑える力があります。また、脳卒中や心筋梗塞を予防するには、悪玉コレステロールの増加を抑えることも大切ですが、ピクノジェノールが悪玉であるLDLコレステロールを減らす作用も確認されました。現代人が抱える生活習慣病などのリスクを軽減するために、日々の生活にピクノジェノールを取り入れるのはいかがでしょうか。

2015年8月31日 カテゴリー: ピクノジェノールについて

TOPに戻る