ピクノジェノールの副作用
美容と健康の強い味方として人気のピクノジェノール。
特に、生理痛やPMS、子宮内膜症や更年期症状など、女性特有の症状を改善に導くとして根強い人気をはくしています。
ピクノジェノールは安心安全だと言われていますが、副作用はないのでしょうか?
ピクノジェノールの副作用についてまとめました。
天然由来の食品
ピクノジェノールはフランス海岸松の樹皮から抽出されるエキスです。
天然由来の食品であるため、基本的には副作用はないと言われています。
ただし、適当でない食品を適当でない量食べ続けた時に起こるような、ごくごく軽い副作用的なものはいくつか見られるようです。
副作用症状
その軽い副作用的なものには以下のようなものがあると言われています。
- 体幹性発疹(胸・腹・小骨盤を中心とした発疹)
- 散発性発疹(場所に関連性のない発疹)
- ニキビ
- 起きぬけの目眩
- 胃もたれ・胃痛
- 便秘
- 下痢
ただし、どれも日常生活でよく起きることであり、この症状がピクノジェノールによって起きたのかどうかは確認ができないということです。
胃もたれや胃痛に関しては、食事直後に飲むようにすることで改善されるケースが多く、また発疹に関しては、松に対するアレルギーの可能性が高いようです。
いずれも、副作用と言えるほどの報告はなされておらず、「副作用状の軽微な現象」として報告されています。
例えば、コーヒーを飲み過ぎると、人によっては眠れなくなったり、胃もたれや便秘を引き起こしたり、ニキビが出来やすくなります。脂っこいものを食べ続けると、胃もたれや下痢を引き起こすこともあります。それらを副作用とは言わないのと同じようなものです。
出産間近の妊産婦
ピクノジェノールを飲むと早産になる可能性があると言われています。
様々な研究により、出産間近の妊産婦がピクノジェノールを飲むと、出産が心持ち早まるとされています。これは副作用というより、産婦人科医としてはメリットだとも言われています。
ピクノジェノールには血流を促進する作用があり、筋肉をほぐす作用があるかもしれないと言われているため、ピクノジェノールを飲むことで産道が柔らかくなり、開きやすくなる可能性があります。
難産傾向のある妊婦さんにはピクノジェノールは有効に働くと産婦人科医も認めています。
ただし、妊娠中はとてもデリケートな時期ですので、念の為、摂取を控えた方が良いとされています。
ピクノジェノールを摂取している途中で妊娠が分かった場合でも、女性ホルモンに直接働き掛けるものではないので、その時点で服用を止めれば問題ないようです。
まとめ
ピクノジェノールには基本的には副作用がないと言われています。
ただし、軽微な副作用的な症状は起こる場合があります。
松のアレルギーや、サプリメントの場合は他に配合されている成分に対するアレルギーなどによって症状が起こる場合もあります。
ただ服用を止めれば問題ない程度のようですので、カラダと相談しながら、飲む量やタイミングなどを考えながら飲み始めてみると良いでしょう。
2016年5月9日 カテゴリー: ピクノジェノールについて