血行が悪いとどうなるの?血行不良の危険!
「健康のバロメーター」と言われる血行。
血行不良は良くない、というのは多くの人がご存知だと思います。
でも何に悪いのでしょう?
手足が冷える?しびれる?
肩こりがひどくなる?
ちょっとカラダに不調が生じるだけなのでしょうか?
いえいえ、もっと多くの危険、悲しい不調があるのです。
血行不良によって引き起こされるカラダの危険についてまとめました。
血液の流れと働き
私たち人間のカラダの中には、成人で約3,000~4,000mlもの血液が流れていると言われています。
心臓は、1日10万回もの拍動を繰り返して、この血液を全身に行き渡らせます。
約3~4Lもの血液がカラダの中を流れていると考えると、スゴイ量ですね。
こうして運ばれる血液は、様々なものを運びながら流れます。
酸素や栄養分を体内の様々な細胞に届けます。
そして体内の老廃物や二酸化炭素を回収して、それを処理する腎臓や肝臓に運びます。
血液の流れが滞れば、カラダの細胞に酸素や栄養分が行き渡らなくなります。
そして血液の流れが滞れば、体内の老廃物や二酸化炭素が排出されずに溜まってしまいます。
そうなれば、カラダに不調が起こるのは当然のことだと言えるのではないでしょうか。
血行不良がもたらす不調
血行が悪いと、様々なところに不調が生じます。
- 肩・首・関節・腰の痛み
血行不良によって老廃物や二酸化炭素の代謝が滞ってしまいます。
そうすると、カラダに乳酸などの疲労物質が溜まったままの状態になってしまい、筋肉が炎症を起こしたり緊張したりという状態が長く続きます。筋肉が緊張して固くなると、そのまわりの血管が圧迫され、ますます血行は悪くなります。
これによって肩や首、関節、腰に痛みが生まれます。 - 冷え
血行が悪くなると、体温調整が出来ず、熱が運ばれにくいカラダの末端が冷えてしまいます。冷えは万病の元と言うように、風邪や頭痛、生理痛など、様々な不調が出てきます。 - 肌トラブル
血行が悪くなると、「ターンオーバー」と言われるお肌の新陳代謝も狂ってしまいます。
その結果、くすみやかさつき、シミ、シワなどの肌トラブルが生まれます。
肌細胞に栄養が届きにくくなるため、お肌の血色も悪くなりがちになります。
血行不良が命に関わる?!
血行が悪いと、先ほどお話ししたように、肩こりや関節痛といった辛いものの命に関わるとは考えづらい症状を引き起こします。
しかし、それが慢性的に続くと、血管自体にも異変が生まれます。
生活習慣病として知られている「動脈硬化」や「高血圧」もその一つです。
こういった症状から、「脳梗塞」や「心筋梗塞」といった重大な病気を引き起こすことが考えられます。重篤な後遺症が残ったり、命に関わる可能性も決して低くはありません。
むくみに要注意!
血行が悪くなると、美と健康に大きな影響を与えます。
美と健康を損なう前に血行不良を改善したいですよね。
ご自分の血行はどうでしょう?快調ですか?
血行不良のサインとして、「むくみ」があります。
長時間立ち仕事をしたり、一日歩きまわった日の夕方、脚がむくんで靴がキツイと感じた経験はないでしょうか?
むくみは、カラダの血管内・細胞内・細胞間の水分バランスが崩れてしまった状態です。細胞外に水分が増え過ぎ、重力の関係で特に下半身がむくんでしまうのです。
むくみやすい人は、血行が滞っている可能性が高く、心臓に血液を戻すポンプの働きを強化して、血液循環をスムーズにしてあげる必要があります。
むくみは軽視されがちですが、むくみには、腎臓や心臓、肝臓や甲状腺に何かしら問題が起きているサインという場合もありますので、注意してください。
血行促進のためにできること
美と健康を保つために、血行を良い状態に保ちたいと思って頂けたでしょうか?
では、血行を良い状態に保つためには何をするべきなのでしょう?
- 食生活の見直し
ビタミンC:血液をサラサラにする作用があります。(アセロラ・パセリ・いちご・レモンなど)
ビタミンE:血行をスムーズな状態に保ちます。(あん肝・いくら・明太子など)
鉄分:赤血球の成分です。(レバー・しじみ・プルーンなど)
ドコサヘキサエン酸:サラサラ血液を作ります。(サバ・ぶり・まぐろなど)
エイコサペンタエン酸:血液を固まりにくくします。(さば・いくら・すじこなど)
ポリフェノール:血液を健康な状態に保ちます。(赤ワイン・紅茶・ごぼうなど) - 運動不足を解消する
運動不足の人は筋肉量が低下します。そうなると、心臓から全身に血液を送り出すポンプの力が弱まり、血流が悪くなってしまいがちになります。
15分程度のウォーキングを取り入れるだけでも違います。
普段歩く時に、歩行スピードを少し上げてみたり、歩幅を大きくしてみたり、腕を大きく振るなど、少し意識を変えるだけでも、かなり違っていきます。 - 湯船に浸かる
毎日シャワーで済ますのではなく、最低でも週に2回は湯船につかるようにしましょう。 - 睡眠をしっかりとる
睡眠不足の状態では血管が縮みやすく、血行が悪くなってしまいます。
特に22~2時のゴールデンタイムと呼ばれる時間にしっかり眠ることによって、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは、血液をドロドロにしてしまう脂肪を燃焼させてくれるので、ゴールデンタイムにしっかり眠ることは、血液循環の面でも、美容のためにもとても良いことです。 - 生活習慣の見直し
朝起きて、夜眠る、という規則正しいリズムは、神経を正しく切り替えて、ホルモンバランスを整えます。生活リズムが乱れていると、不必要に血液が使われたり、血行の妨げとなったりすることが多くあります。早寝早起きは、血行促進の基本となる行動です。 - サプリメント
食生活や生活習慣の見直しが大切だと言われても、忙しい毎日ではなかなか調整することが難しいと感じられる方も多いでしょう。そういった時に助けになるのがサプリメントです。
血行促進の助けとなるサプリメントには下記のようなものがあります。・ビタミンC
・ビタミンE
・ポリフェノール
・DHA
・ピクノジェノール
特にピクノジェノールは、ドロドロ血液をサラサラにし、血管の強化や柔軟性を保つ効果が認められています。高い抗酸化力とホルモンバランスを整える作用もあり、高い血行促進効果が期待できる成分です。更に、ピクノジェノールは、ビタミンCやビタミンEの働きを高める作用があるので、併用するとより効果的だと言われています。
まとめ
血行不良でカラダのあちこちが痛んだり、お肌にトラブルが起きたり。
それだけではありません。重大な病気を招き、一歩間違えば命を失うことにもなり兼ねないのです。
取り返しのつかない病気を発症する前に、生活習慣や食生活の見直し、ピクノジェノールなどの力を借りるのも良いでしょう、今のうちに、血行を改善する努力をし、美と健康を維持しましょう。
2016年3月26日 カテゴリー: ピクノジェノールのパワーについて