ピクノジェノールのクローン病に対する働き

クローン病

ピクノジェノールのクローン病に対する働きが報告されました。原因が分からず難病のひとつと言われるクローン病。根治的な療法が確立されていないクローン病には何が役立つのか、どのようにピクノジェノールが働くのかまとめました。

クローン病とは

クローン病は主に若い人に発症する病気です。口から肛門まで、全消化管に炎症性の潰瘍などの症状が出ます。日本でも患者数は年々増加しています。クローン病を原因とする合併症による敗血症や、病変部位のガン化などで命を落とすこともあります。現在のところ原因不明のため根治療法はまだ確立されておらず、慢性的に症状の悪化と改善を繰り返すので、継続的な治療が必要です。

ピクノジェノールの力

クローン病の原因は不明とされていますが、発症と悪化に、活性酸素や過酸化脂質などの酸化ストレスが深く関わっていると考えられています。過酸化脂質も、細胞内のミトコンドリアに発生した活性酸素が体内で不飽和脂肪酸と結び付いて作られる物質です。つまり、クローン病に対処するには、過剰に作られた活性酸素を除去することが必要だということです。
その点でピクノジェノールは、他を圧倒する高い抗酸化作用(活性酸素を除去する力)があります。また、他の抗酸化物質の働きを高める作用もあります。
その力が認められ、クローン病における酸化ストレスへの働きを調べる研究が行われました。
ピクノジェノール投与前、タンパク質に対する酸化障害の増大や総抗酸化能の低下が見られたクローン病の小児患者たちに対してピクノジェノールを投与すると、酸化ストレスの状態が改善したという研究結果が得られました。

まとめ

今のところクローン病の原因はハッキリとは分かっていません。しかし、活性酸素が大きく関わっており、この活性酸素を除去することが改善に役立つということは報告されています。活性酸素を除去する物質の中で、ピクノジェノールはずば抜けて高い力を持っています。悪化と改善を繰り返すクローン病ですが、寛解(良い状態)の時期を少しでも多く、また症状を緩和するためにも、ピクノジェノールを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

2016年1月28日 カテゴリー: ピクノジェノールのパワーについて

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