日焼けをすると疲れるって本当？紫外線から生まれる疲れとは。

日差しの強い場所で長時間過ごすと疲れる気がしませんか？
「暑さにやられて・・・」なんて、たいして動いてもいないのにグッタリと疲れてしまうこともありますよね。
紫外線の強い季節、日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたり手袋をしたり、日焼け対策をして外出される方も多いと思います。
日焼けすることと疲労感には関係があるのでしょうか？紫外線と疲れの関係についてまとめました。

日を浴びると疲れるのは本当？

日光を浴びると疲れを感じるのは本当です。
ただし、疲れの原因は、日焼けではなく、「太陽にあたること」なのです。

人間のカラダは体温を一定に保つ働きがあります。
日光を浴びることで体温が上がります。それを調節するのにエネルギーを使いますので、疲れを感じます。
温泉に入った後など、癒しの中に疲労感を感じたことはないでしょうか？それも体温調節のための消費エネルギーによるものが要因のひとつです。

では、日光を浴びて体温が上がる場合と、日の当たらない温泉やサウナ等の高温の環境で体温が上がる場合とでは、疲労感は同じなのでしょうか？

体力を奪う紫外線

日光を浴びるということは、紫外線を浴びるということです。

紫外線を受けると、カラダの中に「活性酸素」という酸化力の強い物質が生まれます。
この活性酸素、本来はウイルスや悪い細胞を撃退するのに大切なものなのですが、必要以上に作られてしまうと、健康な細胞にまで攻撃を加え始めます。そうしてカラダを酸化、つまりサビつかせてしまうのです。

紫外線によって、必要以上の活性酸素が生まれると、カラダの細胞が傷付きます。細胞が傷付くと、お肌には「疲労物質」がたまります。疲労物質が増えることによって、カラダは疲れを感じてしまうのです。

活性酸素は疲れだけでなく、皮膚の免疫力を弱め、シミやシワ、たるみ、皮膚がんさえも引き起こすことがあり、とても厄介です。

日焼け止めを塗れば疲れない？

紫外線の強い季節、日焼け止めクリームを塗って外出される方も多いと思います。日焼け止めクリームを塗っていれば、日焼けと共に疲れも防ぐことができるのでしょうか？

実は紫外線は、目から吸収されるのです。
目を通じて紫外線が体内に吸収されるので、いくらお肌に日焼け止めクリームを塗っていても、紫外線対策は万全とは言えません。目から吸収された紫外線は、カラダの中に大量の活性酸素を作り、カラダをサビつかせます。
更に、白内障などの目の疾患を引き起こす危険もあります。
UVカット加工が施されているサングラスを着用することも大切ですね。

対・活性酸素

完全に紫外線を受けない状況というのはなかなか難しいものです。
日焼けは、紫外線に当たり始めて5秒後に起こり始めるとも言われています。
家から車までの一瞬、車からお店への一瞬、洗濯物を外に干す一瞬、その瞬間瞬間に紫外線に当たります。
また、紫外線はカラダにとって良い働きもあります。ビタミンDの生成を促したり、殺菌作用、うつ病の予防になったりと、良い影響を与える面もあるのです。

そこで必要なのは、紫外線によって過剰に作られた活性酸素をどのように調整してあげるか、ということです。

私たちのカラダにはもともと、活性酸素を除去する機能が備わっています。ですが、現代の環境の変化や、加齢にともなって機能が低下することで、持っている機能だけではまかないきれないほどの活性酸素が生まれているのが現状です。そこで、活性酸素を除去する力に優れた成分を摂取し、カラダのサビをストップするよう心掛けましょう。

【活性酸素を除去する成分】

• ビタミンC
  みかんやアセロラ、レモンなどの柑橘類に多く含まれます。ビタミンEの働きを活発にする効果もあるので、ビタミンEとの相乗効果が期待できます。ピクノジェノールと一緒に摂取するとより働きがアップします。
• ビタミンE
  若返りのビタミンと言われています。ビタミンCと一緒に摂るようにするとより効果的です。
• アスタキサンチン
  魚介類に多く含まれる天然色素です。紫外線から肌細胞が受けるダメージを軽減してくれます。
• ペプチド
  アミノ酸化合物です。シミ・そばかす対策として用いられます。
• 水素水
  活性酸素によるDNAへのダメージを軽減してくれることが分かっています。しかし、水素は空気よりも軽いため、無意識のうちに水素水から水素が抜け出ているということがありますので、注意して摂取するようにしましょう。
• ピクノジェノール
  松の樹皮から摂れるエキスです。ビタミンCの170倍、ビタミンEの340倍というずば抜けた抗酸化作用があります。ビタミンCとビタミンEの働きを活発にする作用もあるので、バツグンの抗酸化物質と言えます。
  紫外線に関して言えば、抗炎症作用や血流改善の力もあるので、お肌のトラブルにとっても強い味方となってくれるでしょう。

まとめ

大工さんや工事現場の方など、外で長時間作業をされる方を見ると、暑い中でも長袖をして作業されている方が多く見られます。暑いのにどうして長袖なのか？「疲れ方が違うから」だそうです。
それは、紫外線を浴びることで疲労感を感じるということを、身をもって経験されているのですね。

紫外線から生まれる活性酸素は、疲労感だけでなく、多くの老化や病気の発生と悪化につながります。
ですが、多少の紫外線は健康のために必要です。紫外線に当たらないよう、一歩も外に出ない、というのも考えもの。
外出する時は、日焼けしないためだけではなく、疲れを軽減するため、また健康のためにも、しっかりと紫外線対策をとりましょう。
そして日頃から、活性酸素を除去する成分を補うことを心掛けるようにしましょう。その中でも群を抜いた力を持つピクノジェノールは、紫外線からカラダを守るのに、とてもオススメです。